一橋大学 世界史は奇問、難問なのだろうか

たまたま捜し物をしていたらタイトルのような批判をしているサイトを発見した。
なにやら有料で受験資料を販売している。

販売するのも、購入するのも自由であるが、販売者が自らを権威のように見せるために、出題者を貶めるのはやめた方がいいと思う。いや、より正確に言えば、受験生はそういう指導者の評言を鵜呑みにしない方がいい。

奇問に見えるのは、自分の勉強が浅いからかもしれない。
もし、本当に奇問だと思うのであれば、「私に分かる問題にしろ」という自己中心的な主張をするのではなく、「私は、そのような奇妙な問題を出題する大学へは出願しない」と言うべきだ。

「あの大学が学生に求めるものは、ああいうものだ。それは私には受け容れがたい。だが、私はその大学に受け容れて欲しい。」こういう理屈は理解できない。

指導者は、自らの権威づけ、あるいは自分が正解を出せないことを隠すために、「この問題はおかしい」というのかもしれない。しかし、それはその人なりの理解や事情を語っているだけだ。

受験生は、大学の語りかけることに、素直に耳を傾けるのが良い。

指導者が、「この問題は哲学をしているのだ」とか、「これは奇問で愚問だ」とか、褒めあげるにしろ、貶めるにしろ、およそ、それは的外れな評言であると思う。

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